BlockchainEXEイベントに参加しました。

昨日、初のBlockchainEXEイベントに参加してきました。

『Blockchain EXE #9 ブロックチェーンが築く経済圏 将来展望と課題』

過去いろいろなイベントに参加しましたが、かなり学びのあるイベントでした!

都合が合えば懇親会参加したかったが、今回は残念。。

LTがあったみたい?なので、公式ブログで掲載されたら嬉しいです。

 

今回最も学びになったのは、株式会社アイリッジ川田さんによるお話で、

飛騨信用組合さるほぼコイン」など地域や特定領域における通貨のお話でした。

さるほぼコインは、以前WBSで拝見したことがありましたが、今回詳しくお話をお聞き出来て本当に素晴らしいものだと改めて感じました。

 

さるほぼコインの利用にあたり、コインのチャージはまだ窓口での入金にとどまるなど、クレジットカード等は今後対応とのことですが、逆にその段階性が地域にはあっているのかもしれないと感じました。

というのも、たしかにテクノロジーが好きな方からすれば、スマホで入金できるやブロックチェーン利用って言葉は馴染み深いし、インパクトが有ってぜひ使いたい!という気持ちになるかもしれません。

しかし、テクノロジーをあまり知らない方々(なんて表現したらいいかわからないので、失礼な言葉になってしまったら申し訳ないのですが、、)の場合、いきなり決済の方法が極端に変わってしまったり、使われているテクノロジーがという話は知ったことではないし、逆に受け入れがたいものとなってしまうと思います。

前に、地域にテクノロジーを導入する場合は、とことんシンプルなインターフェースが好ましいという話しも聞いたことがあるのですが、やはりそうなのかなとも改めて感じました。行き過ぎたテクノロジーは逆にインターフェースを複雑化させてしまいます。

 

僕は学生の頃の研究にて、電子通貨に興味があり、中でも地域通貨があれば一定内の地域にとって外部との差別化を図れ、身内を盛り上げることができるのではないかと考えたことがありました。(どこかの教習所?合宿では、合宿中にいいことをすると専用紙幣がもらえたような話を思い出しました。)

 

今回のさるほぼコインのお話を聞いて思ったのは、テクノロジーの発展で域内の方以外も味方にすることができるようになったため、より地域を盛り上げる意識にもつながったのかなと思いました。

外部からすれば、「なんかあの地域盛り上がっているな」って感じで、気になる=何かしたくなるような気持ちになるのではないかと。ある意味嫉妬的な。

 

話はブロックチェーンの話に変わりますが、

この外部からすれば嫉妬したくなるような地域を作ることで、そのタイミングこそブロックチェーンの活かすことができる機会なのかなと思います。

ブロックチェーンでは、特定のコミュニティでトークンを盛り上げる、いわゆるトークンエコノミーを作ることが有力な力だと思いますが、これはそのコミュニティ内だけが盛り上がっているだけではあまり意味がなくて、外部にもファンが居るからこそブロックチェーンを使ったトークンエコノミーを活性化させることができるのではないかと思います。

つまり、、ブロックチェーンの技術って、特定のコミュニティ内だけで活かせるかというと、それではそのコミュニティが崩れたら終わり(全チェーンの崩壊)なわけで、外部にもそのコミュニティに共感してくれる方がいるからこそ、チェーンが途切れずコミュニティの外へも繋がって行き、コミュニティが崩れたとしても、外部のファンの力(外部へ繋がっていたブロック)を得て、コミュニティの絆は途切れずに本当の繋がりの連鎖を生じさせることができるのではないかと思います。

 

それにしてもオフィスコインは、僕の会社にもぜひ導入して欲しいと思いました。

自社ではオフィスグリコを導入していますが、意外と100円って財布に無いんですよね!他でカード決済が多くなったせいか、余計に小銭が作りづらいのです!!